【Ver.1：2006-04-08版】 - 『これからホームページをつくる研究者のために』サポートブログ

『これからホームページをつくる研究者のために』（仮題）の巻末に附録として掲載する予定の年表の下書きを掲載する。情報を刈り込む部分は刈り込み、情報を補うところは補う必要があるだろう。誤りの指摘や情報の追加提案を歓迎する。

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「研究者の個人ホームページの歴史」年表（稿）ver1

1984年
- 10月
  - ~~慶應義塾大学と東京工業大学を結ぶJUNET開設~~
  - 慶應義塾大学、東京工業大学、東京大学を結ぶJUNET（Japan University NETwork）開設

1985年
- 4月
  - 文部省学術情報センター（現在は国立情報学研究所）、設立

1986年
- 4月
  - 文部省学術情報センター（現在は国立情報学研究所）、設立
1988年
- 4月
  - WIDE Project、発足
1992年
- 9月
  - 森田洋平、日本最初のホームページを公開
1993年
- 6月
  - 山崎カヲル、Kaoru Yamasakiを公開
1994年
- 1月
  - 大学病院医療情報ネットワーク研究センター（UMIN)、インターネットによる情報サービスを開始
- 4月
  - 千葉大学附属図書館、大学図書館として初めてウェブ版OPAC(蔵書検索）を公開
- 5月
  - 『インターネットユーザーズガイド』（村井純監訳）刊行
- 6月
  - 林賢紀、日本国内図書館OPACリストを公開
- 7月
  - 黒木玄、黒木玄のウェブサイトを公開
- 10月
  - JUNET（Japan University NETwork）、停止
  - ~~『インターネットユーザーズガイド』（村井純監訳）刊行~~
1995年
- 1月
  - 阪神・淡路大震災、発生
- 2月
  - 成田雅博、なりたまの教育情報ガイドを公開
- 3月
  - 越桐國雄、インターネットと教育（K-12 from Japan）を公開
- 4月
  - 伊藤章、化学工学資料のページを公開

- 5月
  - 『インターネット市民革命』（岡部一明著、御茶の水書房）
  - CSJ、CSJインデックスを開始
- 7月
  - 小杉秋夫、日本の古典文学作品関係資料のテキストデータへのリンクを公開
  - 粉川哲夫、Polymorphous Spaceを公開
- 8月
  - 野村一夫、ソキウスを公開
  - 『人文学と情報処理』、「インターネット入門から活用へ」を特集
- 9月
  - 金明秀、The Han Worldを公開
- 10月
  - 後藤斉、国内言語学関連研究機関WWWページリスト、国内人文系研究機関WWWページリストを公開
  - 二木麻里、アリアドネを公開
  - 赤間道夫、AkamacHomePageを公開
  - 児玉憲明、中国思想史研究室を公開
  - 潮木守一、潮木守一のホームページ（現在は潮木研究室）を公開
- 11月
  - 三上俊治、バーチャルメディアラボを公開
  - 岡部孝好、オベ財務会計ラボを公開
  - 石井由香、定松文、池田緑、「EMSJ電子かわら版」を創刊
  - 『インターネット』（村井純著、岩波新書）刊行
  - Windows95発売
- 12月
  - 指宿信、ワールド・リスト（外国法律関係ホーム・ページ総覧）を公開
  - 松岡光治、松岡光治研究室を公開
  - NTT Directory、サービス開始
  - 学術情報センター、Academic Society HomeVillageを公開
1996年
- 1月
  - 守一雄、KR（教心研レビュー）を発刊
  - 潮木守一「電子ジャーナル発刊の呼びかけ」
- 2月
  - 磯部聡、日本のインターネット心理学関連情報を公開（1998年4月、松井孝雄が引き継ぐ）
  - 安彦一恵、ABIKO-Homepageを公開
- 3月
  - 永崎研宣、哲学／倫理学／宗教学関係国内リンク集を公開
- 4月
  - Yahoo! JAPAN、サービス開始
  - 亀井源太郎、Web六法を公開
  - 芹澤英明、アメリカ法の調べ方＋インターネット上のLegal Researchを公開
  - 浜渦辰二、はまうず・ホームページを公開
  - 浜渦辰二らによるフッサール・データベース作成委員会、フッサール・データベースのホームページを公開
  - 中野昌宏、社会分析学ウェブサイトを公開
  - 立花隆、東京大学でゼミ「調べて書く」（後に調べて書く、発信する）を開始、後にCyber Universityに発展
  - 『インターネット探検』（立花隆、講談社）刊行
- 5月
  - 『インターネット市民革命』（岡部一明著、御茶の水書房）
- 6月
  - 立岩真也ら、《生命・人間・社会》（現在はarsvi.com）を公開
  - 根岸泰子、根岸泰子のホームページを公開
  - 岡島昭浩、日本文学等テキストファイルを公開
- 7月
  - 長谷川芳典、Hasegawa's Home Pageを公開
  - 本間善夫、生活環境化学の部屋を公開
  - 牛山素行、気象情報と防災（現在はdisaster-i.net）を公開
- 9月
  - 高本條治、こけむすを公開
  - 小倉肇、語学・国語科教育関連リンク集を公開
  - 渋谷栄一、渋谷栄一研究室、源氏物語の世界を公開
- 10月
  - 『月刊言語』、「電子メディアガイド」の連載開始
- 11月
  - 河原一敏、日本の法律法文集（現在は法林）を公開
- 12月
  - ペルー日本大使館人質事件発生
  - 山崎カヲル、「トゥパク・アマルー革命運動」を公開
  - 法政大学大原社会問題研究所、サイト公開
1997年
- 1月
  - 二木麻里ら、メーリングリストariadnet（現在はariadne）を開設
  - 園田寿、電脳世界の刑法学を公開
- 2月
  - 福島比呂子、Home Pageの学術利用と可能性を考える−人文学の場合−を公開
  - infoseek Japan、サービス開始
- 3月
  - 『インターネット時代の情報探索術』（大串夏身、青弓社）
  - goo、サービス開始
  - 学術情報センター、NACSIS Webcatを公開
  - 第1回静岡アジア・太平洋学術フォーラム、「インターネット利用の研究情報交流」をテーマに開催
- 5月
  - 稲葉振一郎、インタラクティヴ読書ノートを開始
- 6月
  - 柴田雅生、電子化された日本語テキストを公開
  - 野口悠紀雄、野口悠紀雄Onlineを公開
- 7月
  - Excite Japan、サービス開始
- 8月
  - 鵜飼政志、歴史学関係Webサイト調査を公開
  - 加藤哲郎、加藤哲郎研究室（現加藤哲郎のネチズン・カレッジ）を公開
  - 『IDE現代の高等教育』誌、特集「情報化と大学」を掲載
- 9月
  - 二村一夫、二村一夫著作集を公開
  - 土居丈朗、土居丈朗のサイトを公開
- 10月
  - 菊池真一、菊池真一研究室を公開
- 11月
  - 夏井高人、法情報学（夏井高人研究室）を公開
- 12月
  - 黒木玄、黒木のなんでも掲示板を公開
  - 『日本歴史』、特集「コンピュータと日本史研究」の連載開始
  - 『人文学と情報処理』、「インターネットと学術情報」を特集
  - 『インターネットはグローバル・ブレイン』（立花隆著、講談社）刊行
1998年
- - 1月
  - 『月刊言語』、「インターネット言語学情報」の連載開始
- 2月
  - 森岡正博、森岡正博の生命学ホームページを公開
  - 法政大学大原社会問題研究所、電子図書館・資料館を公開
- 4月
  - 宇吹曉、ヒロシマ通信を公開（現在は閉鎖）
- 6月
  - 『歴史評論』、特集「歴史学とインターネット」を掲載
  - ひつじ書房、学術情報INDEX（作成：岡本真）を公開（現在は知のデータベース）
- 7月
  - 岡本真、ACADEMIC RESOURCE GUIDEを創刊
- 8月
  - 酒井聡樹、これから論文を書く若者のためにを公開
- 9月
  - 松下浩文、ScienceScienceVillageを公開
  - 科学技術振興事業団（現在は科学技術振興機構）、研究開発支援総合ディレクトリ（ReaD）を公開
- 10月
  - 木村功・信時哲郎、「近代文学研究に関するインターネットのインフラ整備を……」を発表
  - Lycos Japan、サービス開始
- 11月
  - 高木元、ふみくらを公開
- 12月
  - 佐藤裕、社会学系WEBサイト全文検索サーチエンジンを公開
  - 岡本真、生成する目録を公開
1999年
- 1月
  - 学術情報センター、NACSIS WebSearch（現NII Web Search）公開
  - 日本ネットワークインフォメーションセンター、「学術研究および科学技術分野におけるインターネットの利用に関するアンケート調査」を公表
- 2月
  - 田中明彦、データベース「世界と日本」を公開
- 3月
  - 鈴木成文、学長日記「日々是好日」を公開（〜2002-03-31）
  - 東京大学附属図書館・情報基盤センター、インターネット学術情報インデックス（試行版）を公開
  - 東京工業大学附属図書館、TDLを公開
  - 『インターネット「超」活用法』（野口悠紀雄著、講談社）刊行
- 4月
  - 小林秀高、KH's web siteを公開
  - CSJ、iNETGuide-学術へのWeb利用を公開（初代ガイド：岡本真、二代目ガイド：永崎研宣）
  - 岡本真、データベース集成を公開
- 5月
  - インフォシーク、ディレクトリーサービスを公開
  - Yahoo! JAPAN、研究者の個人ホームページの登録に注力
- 6月
  - 永崎研宣、Humanities-Search 〜人文科学のための全文検索を公開
  - 森山和道、Popular Science Nodeを創刊
- 7月
  - 『デジタルネットワーク社会の未来』（熊谷文枝著、ミネルヴァ書房）
- 8月
  - 『思考のためのインターネット』（アリアドネ編、ちくま新書）
2000年
- 1月
  - 『法律学のためのインターネット2000』（指宿信、米丸恒治編、日本評論社）
- 3月
  - 有珠山噴火
  - 早川由紀夫、有珠山異常2000年3月関連リンク集を公開（現在は有珠山のみなさんと、それから報道にたずさわる方々へ）
  - 東浩紀、hirokiazuma.comを公開（現在はhiroki azuma portal）
- 4月
  - 東宮昭彦、有珠火山のページを公開
  - 林道義、林道義のホームページを公開
- 5月
  - 『インターネットの心理学』（坂元章編、学文社）
- 6月
  - 三宅島噴火
- 8月
  - 『徹底活用「オンライン読書」の挑戦』（津野海太郎、二木麻里編、晶文社）
- 9月
  - 加藤諦三、加藤諦三ホームページを公開
  - Google、日本語版サービス開始
2001年
- 3月
  - kinokopress.com設立、森岡正博全集の提供開始
- 4月
  - MIT、MIT OpenCourseWare (OCW) プロジェクトを開始
- 9月
  - 対米同時多発テロ発生
  - 小林正弥、公共哲学ネットワーク、山本登志哉、テロと戦争を公開。研究者による発言相次ぐ
- 11月
  - 『ホームページにオフィスを作る』（野口悠紀雄著、光文社）刊行
2002年
- 1月
  - ~~小林秀高、JES2 データ・クリーニング版1を公開~~
  - 小林良彰主導のもと、小林秀高のKH's web siteで、JES2 データ・クリーニング版、公開
- 2月
  - 『インターネット書斎術』（紀田順一郎、筑摩書房）刊行
- 4月
  - 国立情報学研究所、GeNiiを先行公開、21世紀COEプログラム（世界的研究教育拠点の形成のための重点的支援）開始
- 5月
  - お茶の水女子大学による研究者の個人ホームページの公開停止措置問題、発生
- 10月
  - 国立国会図書館、関西館を開館、近代デジタルライブラリーを公開
2003年
- 2月
  - 加藤秀俊、加藤秀俊データベースを公開
  - 科学技術振興事業団（現在は科学技術振興機構）、科学技術情報発信・流通総合システム（J-STAGE）をリニューアル
- 8月
  - 岡本真、ACADEMIC RESOURCE GUIDEの編集方針を変更
2004年
- 1月
  - 総務省統計局、統計データ・ポータルサイトを公開
- 2月
  - メディア教育開発センター、教育メディアポータルサイトを公開
- 3月
  - 千田大介、電脳瓦崗寨をPukiWiki版にリニューアル
- 4月
  - 文化庁、文化遺産オンラインを公開
  - イー・マーキュリー、ソーシャル・ネットワーキング・サービス「mixi」を公開、2005年に一気に普及
- 6月
  - 国立情報学研究所、学術機関リポジトリ構築ソフトウェア実装実験プロジェクトを開始
- 10月
  - 石井由香、定松文、池田緑、EMSJ電子かわら版を終了
- 11月
  - 国立情報学研究所、国立遺伝学研究所など、Jabion（「次世代バイオポータル」試行版）を公開
  - Google、Google Scholarをベータ公開
  - エルゼビア、Scopusを公開
2005年
- 1月
  - Nature、セルフアーカイビングに関する新方針を採用
- 2月
  - 千葉大学附属図書館、日本初の学術機関リポジトリ「千葉大学学術成果リポジトリCURATOR」を公開
- 3月
  - 中西準子の個人ホームページでの記述をめぐる訴訟発生
  - 国立情報学研究所、GeNiiを正式公開
  - 国立国会図書館、NDLデジタルアーカイブポータルを公開
- 5月
  - 日本オープンコースウェア連絡会、設立
  - 富永健一、富永健一のホームページを公開
- 6月
  - 折原浩、折原浩のホームページを公開
- 7月
  - 森山和道、サイエンス・メールを創刊
  - 北海道大学附属図書館、機関リポジトリ「HUSCAP：北海道大学学術成果コレクション」を公開
- 8月
  - 国立科学博物館、科学系博物館を全文検索するサイエンスミュージアムネット（S-Net）を公開
  - 文部科学省、ライフサイエンスポータルサイトを公開
- 11月
  - 早稲田大学、機関リポジトリ「DSpace@Waseda University」を公開
- 12月
  - 作田啓一、ブログ「激高老人のぶろぐ」を公開
  - 二村一夫、オンライン連載「高野房太郎とその時代」を完結
  - 国立国会図書館、レファレンス協同データベースを公開
2006年
- 2月
  - 名古屋大学附属図書館、機関リポジトリ「NAGOYA Repository」を公開
- 3月
  - 筑波大学附属図書館、機関リポジトリ「つくばリポジトリ（Tulips-R）」を公開
  - ~~名古屋大学附属図書館、機関リポジトリ「NAGOYA Repository」を公開~~