【Ver.0：2006-03-26版】

『これからホームページをつくる研究者のために』（仮題）の巻末に附録として掲載する予定の年表の下書きを掲載する。情報を刈り込む部分は刈り込み、情報を補うところは補う必要があるだろう。誤りの指摘や情報の追加提案を歓迎する。

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「研究者の個人ホームページの歴史」年表（稿）ver0

• 1984年
  • • 慶應義塾大学と東京工業大学を結ぶJUNET開設
• 1985年
  • • 文部省学術情報センター（現在は国立情報学研究所）、設立
• 1988年
  • • WIDE Project、発足
• 1992年
  • 9月
    • 森田洋平、日本最初のホームページを公開
• 1994年
  • 5月
  • 『インターネットユーザーズガイド』（村井純監訳）刊行
• 1995年
• 1月
  • • 阪神・淡路大震災、発生
  • 2月
    • 成田雅博、なりたまの教育情報ガイドを公開
  • 5月
    • 『インターネット市民革命』（岡部一明著、御茶の水書房）
  • 7月
    • 小杉秋夫、日本の古典文学作品関係資料のテキストデータへのリンクを公開
  • 8月
    • 野村一夫、ソキウスを公開
  • 9月
    • 金明秀、Tha Han Worldを公開
  • 10月
    • 後藤斉、国内言語学関連研究機関WWWページリスト、国内人文系研究機関WWWページリストを公開
    • アリアドネ公開
    • 赤間道夫、AkamacHomePageを公開
    • 児玉憲明、中国思想史研究室を公開
    • 潮木守一、潮木守一のホームページ（現在は潮木研究室）を公開
  • 11月
    • 三上俊治、バーチャルメディアラボを公開
    • 『インターネット』（村井純著、岩波新書）刊行
  • 12月
    • 指宿信、ワールド・リスト（外国法律関係ホーム・ページ総覧）を公開
    • 松岡光治、松岡光治研究室を公開
• 1996年
  • 1月
    • 守一雄、KR（教心研レビュー）を発刊
    • 潮木守一「電子ジャーナル発刊の呼びかけ」
  • 2月
    • 磯部聡、日本のインターネット心理学関連情報を公開（1998年4月、松井孝雄が引き継ぐ）
    • 安彦一恵、ABIKO-Homepageを公開
  • 3月
    • 永崎研宣、哲学／倫理学／宗教学関係国内リンク集を公開
  • 4月
    • Yahoo! JAPAN、検索サービス開始
    • 亀井源太郎、Web六法を公開
    • 芹澤英明、アメリカ法の調べ方＋インターネット上のLegal Researchを公開
  • 6月
    • 立岩真也ら、《生命・人間・社会》（現在はarsvi.com）を公開
    • 根岸泰子、根岸泰子のホームページを公開
    • 岡島昭浩、日本文学等テキストファイルを公開
  • 7月
    • 長谷川芳典、Hasegawa's Home Pageを公開
  • 9月
    • 高本條治、こけむすを公開
  • 10月
    • 『月刊言語』、「電子メディアガイド」の連載開始
  • 11月
    • 河原一敏、日本の法律 法文集（現在は法林）を公開
  • 12月
    • ペルー日本大使館人質事件発生
    • 山崎カヲル、「トゥパク・アマルー革命運動」を公開
• 1997年
  • 1月
    • 園田寿、電脳世界の刑法学を公開
  • 2月
    • 福島比呂子、Home Pageの学術利用と可能性を考える−人文学の場合−を公開
  • 3月
    • 『インターネット時代の情報探索術』（大串夏身、青弓社）
  • 6月
    • 柴田雅生、電子化された日本語テキストを公開
  • 8月
    • 鵜飼政志、歴史学関係Webサイト調査を公開
    • 加藤哲郎、加藤哲郎研究室（現加藤哲郎のネチズン・カレッジ）を公開
    • 『IDE現代の高等教育』誌、特集「情報化と大学」を掲載
  • 9月
    • 二村一夫、二村一夫著作集を公開
    • 土居丈朗、土居丈朗のサイトを公開
  • 10月
    • 菊池真一、菊池真一研究室を公開
  • 11月
    • 夏井高人、法情報学（夏井高人研究室）を公開
  • 12月
    • 『日本歴史』、特集「コンピュータと日本史研究」の連載開始
• 1998年
  • 1月
    • 『月刊言語』、「インターネット言語学情報」の連載開始
  • 2月
    • 森岡正博、森岡正博の生命学ホームページを公開
  • 4月
    • 宇吹曉、ヒロシマ通信を公開（現在は閉鎖）
  • 6月
    • 『歴史評論』、特集「歴史学とインターネット」を掲載
  • 7月
    • 岡本真、ACADEMIC RESOURCE GUIDEを創刊
  • 8月
    • 酒井聡樹、これから論文を書く若者のためにを公開
  • 9月
    • 松下浩文、ScienceVillageを公開
  • 10月
    • 木村功・信時哲郎「近代文学研究に関するインターネットのインフラ整備を……」
    • ライコス、ディレクトリーサービスを公開
  • 11月
    • 高木元、ふみくらを公開
  • 12月
    • 佐藤裕、社会学系WEBサイト全文検索サーチエンジンを公開
• 1999年
  • 1月
    • 学術情報センター、NACSIS WebSearch（現NII Web Search）公開
    • 日本ネットワークインフォメーションセンター、「学術研究および科学技術分野におけるインターネットの利用に関するアンケート調査」を公表
  • 2月
    • 田中明彦、データベース「世界と日本」を公開
  • 3月
    • 鈴木成文、学長日記「日々是好日」を公開（〜2002-03-31）
    • 東京大学附属図書館・情報基盤センター、インターネット学術情報インデックス（試行版）を公開
    • 東京工業大学附属図書館、TDLを公開
  • 4月
    • 小林正高、KH's web siteを公開
    • CSJ、iNETGuide-学術へのWeb利用を公開
  • 5月
    • インフォシーク、ディレクトリーサービスを公開
    • Yahoo! JAPAN、研究者の個人ホームページの登録に注力
  • 6月
    • 永崎研宣、Humanities-Search 〜人文科学のための全文検索を公開
    • 森山和道、Popular Science Nodeを創刊
  • 7月
    • 『デジタルネットワーク社会の未来』（熊谷文枝著、ミネルヴァ書房）
  • 8月
    • 『思考のためのインターネット』（アリアドネ編、ちくま新書）
• 2000年
  • 1月
    • 『法律学のためのインターネット2000』（指宿信、米丸恒治編、日本評論社）
  • 3月
    • 有珠山噴火
    • 三宅島噴火
  • 5月
    • 『インターネットの心理学』（坂元章編、学文社）
  • 8月
    • 『徹底活用「オンライン読書」の挑戦』（津野海太郎、二木麻里編、晶文社）
• 2001年
  • 3月
    • kinokopress.com設立、森岡正博全集の提供開始
  • 4月
    • MIT、MIT OpenCourseWare (OCW) プロジェクトを開始
  • 9月
    • 対米同時多発テロ発生
• 2002年
  • 5月
    • お茶の水女子大学による研究者の個人ホームページの公開停止措置問題、発生
• 2003年
  • 2月
    • 加藤秀俊データベース
• 2005年
  • 1月
    • Nature、セルフアーカイビングに関する新方針を採用
  • 3月
    • 中西準子の個人ホームページでの記述をめぐる訴訟発生
  • 7月
    • 森山和道、サイエンス・メールを創刊