2006-05-12(Fri):

筆者:
「研究者の個人ホームページの歴史」年表(稿)にいただいたコメントに返信。その際にあらためて考えたことがある。当方のメール本文を一部転載しておく。

ところで、初期のインターネットの学術利用を支えた人々には大学院生が多くいたように思います。三浦麻子さん(心理学)や永崎研宣さん(インド哲学)、牛山素行さん(災害情報)のように研究者の道に進まれた方もいますが、他方1996年2月に日本のインターネット心理学関連情報をつくった磯部聡さんのように博士課程には進まず就職された方も多くいらっしゃいます。

彼ら・彼女らの活動はサイトの閉鎖とともに埋もれてしまっており、今回の年表にも取り込みきれておりません。本当の歴史を描き出せるとしたら、やはりそういった人々の活動を拾いあげたいものです。