2006-08-06:PreBuddhaさんの「整腸亭日乗」で紹介

研究者に論文や学会報告などの学術論文をウェブ上で公開することを奨励するガイドブックになっており、単なる「HPの作り方」とは決定的に異なる。
(中略)
本書221頁以下の「先行事例に学ぶ」が大変参考になる。また「附録:研究者の個人ホームページの関連年表」と「人名索引」も有用である。
「研究者のHPに期待すること」(2006-08-06
http://d.hatena.ne.jp/PreBuddha/20060806

「単なる「HPの作り方」とは決定的に異なる」とのご指摘は筆者のねらいを的確に表現いただいており、うれしさがこみ上げてきました。書名からは、いまさらホームページのノウハウ/ガイド本かと思われてしまうかもしれません。しかし、プロ/アマを問わず研究を志す方々に向けた研究論、研究者論、研究方法論としても受け止めていただきたいのです。
先行事例に学ぶに収録した後藤斉さん、森山和道さん、赤間道夫さん、竹中明夫さんの文章、そして巻末の年表と人名索引にご注目いただいたことも光栄です。ご指摘いただいた箇所はすべて、『これからホームページをつくる研究者のために』を単なる筆者の自説開陳の書とするのではなく、資料としても有用なものにすることを意識してまとめました。それだけに、「大変参考になる」「有用」という表現を嬉しく感じます。