2006-08-26:向後千春さんのKogoLab Research & Reviewで紹介

研究者ホームページのさまざな利用法を、画面入りの実例で紹介している。それが非常に多岐にわたっており、これを集めるだけでも大変だったのではないかと思われる。
(中略)
イメージを見てみるといろいろな想像が湧く。見るだけの価値がある。

「岡本真『これからホームページをつくる研究者のために』」(2006-08-26
http://d.hatena.ne.jp/kogo/20060826

『これからホームページをつくる研究者のために』に掲載している研究者の個人サイトの画面(スクリーンショット)は約300点に及びます。実際にスクリーンショットを撮ることは、一大作業でした。しかし、文字だけで語るより、そして私の言葉だけで語るより、実際に公開されているサイトを一つでも多くみていただいたほうがよいと考え、このような構成にした次第です。「イメージを見てみるといろいろな想像が湧く。見るだけの価値がある」というご指摘をいただき、あの大変な作業にはやはり意味があったと安心しました。

「愚痴を書くよりも研究の楽しさを語ろう」というのに、賛成。本当に伝えたいのは、そこなのだから。書きかけでも、中途半端でも、なんでもない日記でも、とにかくホームページに載せて欲しい、という熱意を著者は持っている。それがよく伝わる。

(同上)

研究者の方からの賛成、心強く思います。格式ばることなく、まずは手近でできること、自分がやりたいことを、楽しめるトーンでやっていけば、当然自分のために、ひいては他のだれかのためになると思うのです。本書によって、そういう研究者が一人でも増えてくれればうれしいですね。