2006-10-01:水上英徳さんの「大学教員ノート」で紹介

目ごとに「基礎編」「応用編」「理想編」の三つに分けられ、何から始めてどこまで行けるのか、見渡せるようになっています。
「岡本真『これからホームページをつくる研究者のために』」(2006-10-01
http://mizukami.info/fd/2006/10/post_13.html

この構成は編集者の提案によるものです。編集者のお手柄というべきですね。

さて、

時間が乏しくなるなかでホームページの作成と公開に踏み出せるかというと、ハードルは高くなります。
「岡本真『これからホームページをつくる研究者のために』」(2006-10-01
http://mizukami.info/fd/2006/10/post_13.html

というご指摘をベースに大きくは二点に渡ってご指摘をいただきました。

一つは『これからホームページをつくる研究者のために』で私自身が述べている自分軸でのサイト運営の重要性です。

もう一つは

岡本さんがあえてふれていない技術的な方法論もそれなりに重要かなと思います。つまり、限られた時間のなかでどうやってホームページを作って公開していくかのノウハウです。
(中略)
この点では、『これからホームページをつくる研究者のために』と並んで、もう一冊、技術的なことを主題とした本があってもよい気がします。

です。
後者について述べますと、XOOPSMovableTypeでも難しいというのが私の実感です。サイトの公開まではとても手が回らないという研究者の方にサイト運営に乗り出してもらうには、やはり研究者にとって画期的に便利な発信用キットが必要と思います。『これからホームページをつくる研究者のために』を作法編とするならば、方法論編を書いてみたいという思いもあるのですが、それ以上にその方法論を具体化したインターネットサービスを企画・設計・開発したいというのが私の本音です。そうすることで、研究者の個人サイトを「「自分の研究を進める障碍」ではなく、「自分の研究を進めるエンジン」」へと変えていくことが、私がいま一番考えるところです。