2006-08-07:comparaさんの「読後メモ」で紹介

ぼくだったら本書はむしろ、学部での情報リテラシーなんかの授業で使いたい。
「これからホームページをつくる研究者のために」(2006-08-07
http://d.hatena.ne.jp/compara/20060807

教科書採用=売上向上という下心もあることは否定しませんが、それ以上に学部学生の方にどう読んでいただけるか、情報リテラシーの授業でどう使っていただけるか、興味津々です。ぜひ機会があれば、採用していただけると光栄です。
また、

いわゆるblogは情報のフローとしては有用だと思いますが、ストックには技術的に向いていない*3。参入障壁が低いという理由でblogでの情報発信を中心とすると、意図せずともストックの方向に向かわない可能性がある。

*3 - 使いようによっては対応できますが、限界はある
「これからホームページをつくる研究者のために」(2006-08-07
http://d.hatena.ne.jp/compara/20060807

とのご指摘、自分が『これからホームページをつくる研究者のために』のなかで、うまく表現できなかったことを的確に言い表していただきました。本書の企画を編集者から提示された際、最初に示されたのがブログを中心に書いてほしいという要望でした。明確な見通しがあるわけではなかったのですが、感覚的にブログが、正確にはブログだけを本書の中心に置くことは難しいと考えたのです。その結果、むしろサイトを中心とした今回の構成になったわけですが、ご指摘を受けて執筆中抱いてきたモヤモヤ感が薄らぎました。